ご訪問ありがとうございます。
夏休みに入った方も多く、夏を満喫しているそこのあなた!(笑)
お盆の準備はしっかりできていますか?
8月の中旬ごろから先祖の供養として行なわれる「お盆」ですが、
意外にやること多く、何をやったらいいか知らない方も多いのでは?
また、日本にはお盆時期の伝統行事がたくさんありますよね?
「盆踊り」「夏祭り」「灯ろう流し」「七夕」(旧暦)等々、
お盆休みに入っている方も多く、これらに行こうと予定を立てているのでは?
そんなお盆時期に私の愛する(笑)「京都」で、
あの伝統行事が今年も行なわれます~。今年は一味違う?
まずはこちら↓ を見てみてください。
どうですか?何か供養している、感謝している感が出ていますよね?
厳かで壮大さが伝統を感じさせます。
この伝統行事とは、『五山の送り火』。
京都の「大文字焼き」等、聞いたことある方も多いと思います。
京都に行くと日中でもうっすら浮かぶ文字を見ることができますが、
五山の送り火の起源は平安時代とも江戸時代とも言われています。
(公式な記録が残っているわけではないんですね。)
しかし、江戸時代前期以降からは史料もたくさん残っており、
伝統行事として京都の人々(全国民?)に親しまれてきています。
そんな五山の送り火の点火時間が昨年から51年ぶりに変更になります!
詳しくは本章にて紹介するのでもう少しお待ちを~。
気になってきましたか?京都 五山の送り火。
そこで今回は、五山の送り火2015が気になっている方へ、
日程・基本情報、あわせて行きたいおすすめ行事について
わかりやすく紹介していきますね。
- 五山の送り火2015の日程・基本情報は?
- 五山の送り火とあわせて行きたい周辺行事は?
- まとめ(おすすめの京都観光方法を紹介!)
五山の送り火2015の日程・基本情報は?
五山の送り火は毎年8月16日に五山(五ヵ所)に点火される
京都の夏を代表する伝統行事です。
この送り火を見ないと京都の夏は語れない?
そんな誇りを持っている方も多いのでは?(少なくとも私。(笑))
早速、五山の送り火2015の日程・基本情報について
わかりやすく紹介していきますね。
『大文字』
- 場所:東山 如意ヶ嶽
- 点火予定時刻:8月16日20:00
- 護摩木の受付:銀閣寺前:16日6:00~14:30
- 護摩木:300円
- 火床:77
- 薪数:600束
- 松葉:100束
- 麦わら:100束
- 良く見えるスポット:「鴨川」堤防周辺
『松ヶ崎妙法』
- 場所:「妙」:松ヶ崎西山、「法」:東山
- 点火予定時刻:16日20:05(昨年51年ぶり変更!)
- 護摩木の受付:なし
- 火床:「妙」103、「法」63
- 薪数:332束
- 松葉:166束
- 良く見えるスポット:「妙」北山通、「法」高野川堤防
『船形万燈籠』
- 場所:西加茂船山
- 点火予定時刻:16日20:10(昨年51年ぶり変更!)
- 護摩木の受付:西方寺門前:16日8:00~10:00
- 護摩木:300円
- 火床:79
- 薪数:400束
- 松葉:130束
- 良く見えるスポット:北山通(北山大橋)
『左大文字』
- 場所:大北山
- 点火予定時刻:16日20:15
- 護摩木の受付:金閣寺前:16日7:00~14:00
- 護摩木:300円
- 火床:53
- 薪数:400束
- 良く見えるスポット:西大路通(西院~金閣寺)
『鳥居形松明』
- 場所:曼荼羅山
- 点火予定時刻:16日20:20
- 護摩木の受付:化野念仏寺駐車場:16日9:00~15:00
- 護摩木:300円
- 火床:108
- 薪数:108束
- 良く見えるスポット:松尾橋、広沢の池等
日程は変更になる場合があります
護摩木の受付は16日以外にもやっているので、
詳しくは各自受け付け場所にお問い合わせください。
五山の送り火の点火時間が昨年から51年ぶりに変更になると書いたので、
どんな仰々しい変更があるのか?と身構えた方もいるかもしれません。(笑)
しかし、今までは「松ヶ崎妙法」の点灯時間が20:10、
「船形万燈籠」と「左大文字」の点灯時間がどちらも20:15でした。
考えてみると何で今までこうしなかったの?と思いますが、
「大文字」の点火(20:00)から5分毎の点火となり、
厳かな見どころを見逃さないで済みますね~。(有り難いっ!(嬉))
また、五山の送り火は各地で順に点火されていきますが、
点火されてからおよそ30分~1時間ほどは火が燃え続けるので、
あまり急がなくてもゆったり楽しむことができますよ。
五山の送り火とあわせて行きたい周辺行事は?
五山の送り火だけで十分っ!(泣)という方は、
この章は飛ばしてもらっても支障はないですが、
夏の京都は盛りだくさんでおすすめしたいところがあるんです。
その中で五山の送り火とあわせて行きたい周辺行事、
『東大谷万灯会』と『嵐山灯籠流し』を紹介~。
東大谷万灯会は3日間開催しているので、
旅行等で京都を訪れている方におすすめで、
嵐山灯籠流しは五山の送り火を眺めながら流せますよ~。
まずは、東大谷万灯会から紹介していきますね。
- 開催日:毎年8月14日~16日
- 時間:18:00~21:00
- 場所:大谷祖廟
- 住所:京都市東山区八坂鳥居前東入円山町477
- 献灯料:1灯2500円(拝観料無料)
- アクセス:阪急・河原町駅下車後、約徒歩21分
- 駐車場:なし
- TEL:075-561-0777
基本情報は変更になる場合があります
東大谷万灯会は、東本願寺の飛地境内の大谷祖廟及び、
東大谷墓地全域で開催されます。(東本願寺の場所とは離れますよ。)
五山の送り火とあわせて献灯すると、
より厳かで幻想的な体験ができるかも。
続いては、嵐山灯籠流しについて紹介していきますね。
- 開催日:8月16日(日)
- 時間:19:00~21:00ごろ
- 場所:嵐山渡月橋付近
- 住所:京都市右京区嵯峨天龍寺造路町
- 灯籠:1基1000円
- アクセス:京福電鉄・嵐山駅から徒歩約4分
- TEL:080-5307-1060(嵯峨仏徒連盟)
基本情報は変更になる場合があります
京都の地理についてわかる方は(わからない方はグーグルマップへ)、
嵐山と聞くと、五山の送り火から少し離れることがわかると思います。
そして、8月16日開催ということもあり、
どっちも間近で楽しむことはできないので、
どちらに行くかは皆さんに任せますよ~。
しかし、嵐山灯籠流しの方に行ったとしても、
「鳥居形松明」や遠くに「大文字」は見えるので、
もしかしたら一挙両得なのはこっちかも?
渡月橋東詰より桂川に精霊送りの灯籠を流しながら、
ゆったりと流れていく灯籠と五山の送り火を眺める、良いですね~。
まとめ
今回の五山の送り火についてはどうでしたか?
いつ行っても楽しく、新たな発見がある京都ですが、
夏の時期に行くとしたらやはり五山の送り火にあわせて下さいね。
そして、夏休みだし、旅行で行こうと思っている方もいるのでは?
そんな方におすすめの京都観光方法は『観光タクシー』です。
常識じゃんっ!?と思う方もいると思いますが、
意外に利用している方は少ないのでは?(私は必須で利用ですね。)
地理を知り尽くしたタクシー運転手さんが、
皆さんの要望にあった観光コースを案内してくれるので、
京都に行ったことない人から京都通にもおすすめ!
有名なMKタクシーや個人タクシーまでいろいろありますが、
京都駅の観光案内所等で案内してくれるので是非、利用してみては?
料金の目安は、1時間4000円~5000円と高いと思うかもしれませんが、
4名(小型車)まで乗れるので自分達で向かうのとそんなに変わらないかも。