ご訪問ありがとうございます。
日本に現存する最古の正史「日本書紀」にも記述される程の歴史を持ち、
伝統行事として多くの人に親しまれてきた伝統漁法を知っていますか?
えっ?ヒントが少ないからわからない?(泣)
わかりました、ヒントをもう一つ。「ある生き物を使いますよ~。」
もうお分かりですね~。そうですっ!『鵜飼』です。(一度は見たいっ!)
名前は知っているけど、実際に見たことがある方は意外に少ないのでは?
鵜飼?という方は、こちら↓ の映像を見てみてください。
どうですか?ザ・伝統!って感じがしませんか?
う~ん、厳かな雰囲気は独特の緊張感がありますね。
鵜飼とは、風折烏帽子等、伝統装束に身を包んだ鵜匠と呼ばれる人が、
きちんとしつけられた『鵜』という鳥を使い、
鮎を獲る昔ながらの伝統漁法です。
具体的には、鵜ののどを紐で縛り(軽くですよ、ご心配なく)、
一定以上の大きさの鮎を呑み込めないようにして、
呑み込もうとした鮎を捕獲する漁法。
想像に容易だと思いますが、かがり火を片手に、
数羽から10羽ほどの鵜を片手で操る鵜匠(うしょう)には、
かなりの鍛錬と技術が求められますね。(巧みな操りも見どころの一つ!)
日本では岐阜や京都等、13箇所で鵜飼を見学することができます。
気になってきましたか?鵜飼。
そこで今回は、鵜飼が気になっている方へ、
特に京都 嵐山の鵜飼の2015年日程、基本情報・料金について
わかりやすく紹介していきますね。
- 嵐山の鵜飼 2015年シーズンはいつから?
- 嵐山の鵜飼の基本情報・料金は?貸切にできる?
- まとめ(レンタル浴衣処を紹介!)
嵐山の鵜飼 2015年シーズンはいつから?
嵐山で毎年開催されている鵜飼の歴史は古く、
千年も昔から行なわれていました。
千年前といえば平安京の時代ですが、
その当時、そこに住んでいた貴族等が私たちと同じように、
鵜匠が巧みに操る鵜飼の様子に感嘆していたことを思うとおぉっとなりませんか?
その伝統漁法・鵜飼(嵐山にて)の2015年の日程ですが、
『7月1日(水)~9月15日(火)』の間、開催されます。
鵜飼が行なわれる時間は主に「夜」で、
- 7月1日~8月31日:19:00~21:00
- 9月1日~9月15日:18:30~20:30
意外に長い期間、営業している?と思うかもしれませんが、
鵜飼を見学する乗合船等の乗船人数には限りがあるので、
行こうと思っている方は、早めの申込をおすすめします。
嵐山の鵜飼の基本情報・料金は?貸切にできる?
より大きな地図で 鵜飼船乗り場 を表示
嵐山の鵜飼見物は、乗合船に乗り込み、
鵜飼だけを見学する場合のほか、食事をしながら鵜飼を見学することもできます。
また、乗合船を貸切ることもできるので、
自分たちのグループだけでゆったり見学することも可能です。
この章では、嵐山の鵜飼の基本情報・料金について
わかりやすく紹介していきますね。
- 鵜飼期間:2015年7月1日(水)~9月15日(火)
- 時間①:19:00~21:00(7月1日~8月31日)
- 時間②:18:30~20:30(9月1日~9月15日)
- 出船①:19:00~、20:00~(7月1日~8月31日)
- 出船②:18:30~、19:30~(9月1日~9月15日)
- 場所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町
- 乗船時間:約1時間(通常の乗合船は食事持込不可)
- 料金:大人1人1700円(小人(4~12歳)850円)
- 貸切船料金:40000円~(10人乗り:食事持込可)
- 食事付貸切船:1人6500円(10人~,5日前までに要予約)
- アクセス(電車):阪急嵐山駅から徒歩約10分
- アクセス(車):大阪梅田から約59km、1時間
- 駐車場:無料の駐車場あり
- TEL:075-861-0302(嵐山通船)
基本情報は変更になる場合があります
大雨・増水・強風のときは欠航になる場合があるので、
事前に確認してから行くのをおすすめします
嵐山の鵜飼の所要時間は、通常の乗合船だと1時間以内、
貸切船だと2時間以内の乗船となっています。
また、食事付貸切船、貸切船のみ、食事・飲物持込可で、
通常の乗合船は食事持込不可となるので注意が必要。
そして、嬉しい特典『浴衣着用割引』(予定)があるので、
嵐山に立ち寄ったときにレンタル浴衣を利用してみては?
(レンタル浴衣処は「まとめ」にて紹介!浴衣着用で大人のみ200円割引)
嵐山は、交通の便が整っているので、
電車・バス移動に不便さはありませんが、
車で行く場合は駐車場が気になりますよね?
乗船場にも駐車場(無料)がありますが、数に限りがあるので、
夏休み等、かなり混雑するときには停められる保障がありません。
乗船場の他のおすすめの駐車場としては、
「京都宝パーキング」(80台)、「京都市営嵐山駐車場」(105台)がありますが、
営業時間が17:00や18:00までなので、鵜飼の場合はおすすめできません。
他にも周辺駐車場が多数ありますが、
数台~10台までの収容台数しかないところが多いです。
また、観光シーズンには駐車場料金が割り増しになることも多いので、
やはり公共交通機関を利用して嵐山観光をした方が良いですね。
Yukata Festival 2009 / Hiroshima University Campus Scape
まとめ
今回の嵐山の鵜飼についてはどうでしたか?
嵐山に流れる大堰川(おおいがわ)で行なわれる鵜飼は、
人生に一度は見ておきたい伝統行事ですね。(できれば何度でも!)
そして、自然豊かで風情あふれる嵐山をただ散策するのも良いですが、
浴衣を着て、もうひとアクセントを加えてみたいと思わないですか?
(特に男子諸君!彼女のかわいい浴衣姿見たくないですか?(笑))
そんなときにおすすめなのが「レンタル浴衣処」ですね。
その中でもおすすめお店は、『游月』(ゆうづき)。
(住所:京都府京都市西京区嵐山東一川町3-1)
游月では、格安で浴衣レンタルできることはもちろん、
レンタル料金にぞうり、バッグ等の小物レンタルも含まれるので安心・便利。
そして、レンタル浴衣処で困るのが、「返却時間」です。
鵜飼は基本、夜行なわれるのですが、
返却時間(営業時間)がそれまでに終わっているなんて・・・。
游月も通常、17:30に浴衣を返却しなければいけないのですが、
嵐山ライトアップ(花灯路等)時は返却時間延長の相談に乗ってくれますよ。
(もちろん、事前にお店の方に問い合わせをした上で、ダメな場合もあります。)
料金は、浴衣レンタル(女性3000円~、男性3000円~)で、
男性浴衣レンタルも女性と同料金のところは珍しいですね。
(多くのところが割高価格になっています。)
申し込みに流れとしては、「電話」「メール」「Web」から予約をし、
当日到着後、お好きな着物(浴衣)、小物を選びます。
着付けには約20分ほどかかるので、
余裕を持って予定よりも少し早めに行くと良いかも。
游月は、10:30~18:00(定休日:月曜)、TEL:075-862-5544で、
メールアドレスは、mail○youduki.comです。(○は@を入れてください。)
阪急嵐山駅から徒歩1分と好立地にあるお店なので、
浴衣で鵜飼を楽しみたいと思っている方は、
早めに予約してくださいね~。