ご訪問ありがとうございます。
日本独自のお酒といえば「日本酒」を思い浮びますが、
最近では芋、麦等の焼酎を飲む方が多いですね。
また、新しい?飲み方、人気を得ている飲み方といえば、
やはり「ハイボール」ですね~。(私は少し苦手・・・。)
そして、お酒のジャンルで忘れてはいけないのが、『ワイン』です。
かなり豊富な生産地域があり、たしなむのも一苦労。
ワインは難しいっ!と思っている方も多いのでは?
(知ったかぶりで飲んでいる方はいませんか?(笑))
そんなワインに疎い方でも年に1回は飲んでみようかな~と、
挑戦したくなる時期がありますよね~?(嬉)
それが『ボジョレーヌーボー』です。
毎年11月に販売解禁されるボジョレーヌーボーですが、
この時期になると色んなところで見かけます。
元々、その年にフランスのボジョレー地区で生産されたブドウを使い、
新たに作られた「新酒」の出来栄えをチェックする目的がありました。
ブドウの収穫は1年に1回なので重要な行事ですね。
そんな新しいワインという意味のボショレーヌーボーですが、
なぜ解禁されるまで販売してはいけないのでしょうか?
そして、今年の解禁日はいつ?
新酒なだけあってあまり美味しくないと思っている方はいませんか?
そこで今回は、ボジョレーヌーボーあれこれが気になっている方へ、
今年の解禁日、美味しい飲み方、おつまみについて
わかりやすく紹介していきますね。
- ボジョレーヌーボー2014の解禁日は?なぜあるの?
- ボジョレーヌーボーの美味しい飲み方は?
- まとめ(飲むときのお供、おつまみ紹介!)
ボジョレーヌーボー2014の解禁日は?なぜあるの?
ボジョレーヌーボーの解禁日は、
『毎年11月第3木曜日午前0時』に解禁されます。
日本は時差の影響で世界でもいち早く、
ボジョレーヌーボーが解禁されるので毎年大ニュースになっていますね。
そして、2014年の解禁日はというと、『11月20日』ですね。
2015年は「11月19日」、2016年は「11月17日」。
元々、ボジョレー地区では今から数千年も前からワイン造りが行なわれており、
当然、その時代は冷蔵設備もないので、
ブドウを収穫して醸造された出来立てのワインを楽しんでいました。
また、今みたいに輸送手段も発達していない時代、
ボジョレー地区のワインは地元の方だけの楽しみだったんですね。
そして冷蔵設備、輸送手段が発達し、
他の地区でも飲まれるようになったんですが、
ボジョレーヌーボーってなんで解禁日があるんでしょうか?
その始まりは、1951年までさかのぼり、
フランスでは軍隊供給確保のため、
ワインの出荷を12月15日まで制限するようお達しが出てしまったんです。
フレッシュさを売りにしているボジョレーヌーボーなので、
ボジョレー生産者協会がこのお達しに異を唱え、
12月15日よりも早く販売することを許可されました。
正式には12月15日よりも早く販売できるワインが特定され、
その中にボジョレーヌーボーも入ったんです。
もし、ボジョレー生産者協会が「なるほど、わかりました」となっていたら、
ボジョレーヌーボー解禁日は「12月15日」になっていたかも?(汗)
でも、なぜ「毎年11月の第3木曜日」に解禁されるか気になりません?
当初は12月15日よりも前に販売しても良いワインに特定されれば、
醸造後すぐに販売することができました。
しかし、多くの生産者が競って時期を早めたことから、
ワインの品質がガタ落ちし、それを見かねたフランス政府が、
解禁日を『11月15日』に指定したんです。
えっ?第3木曜日じゃなく15日?と思うかもしれませんが、
ここにもひと騒動あったんですね。
フランスは安息日には働かないお国柄なので、
あるとき15日が土・日・祝日と重なって輸送がストップしてしまったんです。
それではいかん!と新たに解禁日を、
『11月第3木曜日午前0時』に指定しなおしましたとさ。(めでたしめでたし。)
ボージョレヌーボー / yto
ボジョレーヌーボーの美味しい飲み方は?
ボジョレーヌーボーは、20歳を超えた方であれば、ノリも含め、
一度は口にしたことがあるのではないでしょうか?(下戸を除く。(泣))
それほど、日本に根付いているボジョレーヌーボーは、
総生産量の4分の1は日本で消費されており、
もう切っても切れない関係と言えるかもしれませんね。
元々、ボジョレーヌーボーは、早く醸造し、
その年のブドウの出来を確かめる目的があるので、
寝かしても美味しくはならないので注意。
フレッシュさが売りなので、クセがなく、
日頃ワインをたしなまない方にも飲みやすいんですね。
しかし、それでも毎年飲みはするけど、「う~ん」な方へ、
美味しく飲む方法を紹介していきたいと思います。
美味しく飲む方法の一覧はこちら↓
- 買ってきたら早く飲む!
- 14℃が適温(飲む前に1~2時間ほど冷蔵庫へ)
- 香りが弱いので口がすぼまったグラスで
フレッシュさが売りのボジョレーヌーボーは、
寝かしても味が熟成されないのですぐに飲む方が良いですね。
また、14℃~16℃ぐらいがちょうど飲み頃なので、
飲む前に冷蔵庫の「野菜室」に入れておくとGood!
ピンク色のロゼや白ワインのヌーボーは、
赤ワインのヌーボーよりも冷やすとなお美味しくなりますよ。
(8℃~9℃ぐらい:冷蔵庫にそのまま入れましょう)
そして、ボジョレーヌーボーは醸造・熟成期間が短いので、
香りが弱く、大きな口のグラスで飲もうとすると、
すぐに香りが飛んでしまうので、口の小さなグラスを用意してくださいね。
にくにく / yto
まとめ
今回のボジョレーヌーボーについてはどうでしたか?
毎年面白いキャッチコピーが付けられるボジョレーヌーボーですが、
今年はどんなキャッチコピーが付けられるのでしょうか?
ちなみに2013年は「みずみずしさが感じられる品質」、
2012年は「ボジョレー史上最悪の不作」、
2011年は「出来が良く、豊満で絹のような滑らかな味わい」等です。
そして、のんべえ(笑)だけではなく、
たしなむ程度の方でも気になるのは『おつまみ』ですよね?
美味しく飲む方法の一つだと思いますが、
おつまみ一つでお酒も美味しく感じられます。
ボジョレーヌーボーは、フレッシュで軽く、
赤ワインでも渋みが少ないので、少し酸味のある食材に合います。
(「鶏のオレンジ煮」なんてお酒が進みます!)
また、癖のない食材全般と相性が良く、
和食のお供にするのも良い・合いますよ。
具体的には「鶏のクリーム煮」「合鴨のソテー」、
チーズでは「ブリー」「カマンベール」等、あっさり白カビチーズがおすすめ!
また、ジャガイモとも相性も良いので、
薄切りにし塩こしょうしたジャガイモにミックスチーズをまぶし、
トースターでカリッとお好みにやけば簡単おつまみが完成~。
少しパンチ、相性の良い酸味を出すために、
お好みで「マヨネーズ」「マスタード」をトッピングするのも良い!
お酒と料理の最適な組み合わせをマリアージュと言いますが、
皆さん自身のマリアージュを探すのも楽しいですね~。
(お腹空いてきました~。(笑))