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今日の話題は、自分が一流になることを目指すよりも、
誰かをサポート、参謀として働きたいと思っている方へ。
皆さんは、自分が先頭に立ち、目立ちたい?ですか?
それとも、陰ながら誰かをサポートしたいですか?
今日の話題を考えていくに当たって勘違いして欲しくないことは、
陰ながらサポートするからといって自分が先頭に立てない、
立たなくても良いというわけではないということです。
また、自分が天才・優秀でないからといって、
2番手、陰ながらでしか活躍できないわけではありません。
そのことを踏まえて、自分が天才・優秀である必要はないということについて、
私なりの考えを書いていきますね。
よく経営者の方が書籍で書いていたり、仰っていたりしているのを聞きますが、
「経営者は労働力を提供するのではなく、アイデアを提供する」。
文言は違えど、労働力を提供しているままでは、
経営者失格なんだそうです。
経営者はリスクを取り、労働力を使って、
自分のアイデアを働かせる。
自分が労働力として活躍している状況では、
自分が天才・優秀であることは活躍度合いに大きく影響します。
しかし、陰ながらサポートする場合を「経営者の立場」に置き換えたとしたら、
『自分は天才・優秀である必要はない』と思いませんか?
もちろん、マネジメント力としての優秀さは必要ですが、
自分が行いたい物事について自分で全て賄わなくても良いですよね?
どういうことかというと、「アウトソーシング」を思い描くと、
よりわかりやすいと思いますが、できないことは『外注』すれば良いんです。
肝の部分(経営者で言うと代えのきかない「決断」等)以外では、
別に自分でやらないといけない道理はありません。
そういう意味で「自分が天才・優秀である必要はない」と思うんです。
会計処理等、煩雑で専門的な分野は専門家に任せれば良い。
決断、リスクを立ったり、人員の配置、
どういう分野でどういう戦略を立てて向かっていくのかは自分で考える。
究極的に言えば、自分はお金(投資)を出して、
経営等は全て専門家に任せる。
そういう状況では、もはや自分の能力ってほとんど関係ないですよね?
そうやって自分が天才・優秀でない分野であれば、
どんどんそういう人を活用していけば良い。
そのときに自分もその分野で天才・優秀であろうとして、
研鑽を積もうとしても天才には一朝一夕では到底勝てません。
かといって、天才・優秀になろうとしてその分野に一生を捧げますか?
(それでも良いと思う方はそれでも良いですよ、もちろん。)
そうではなくて、経営者にとっては、
プロデューサー(人・もの・金を配分する)的能力があれば良いと思うので、
それ以外は極端な話、要らない能力です。
プレイングマネージャーとして活躍することもできると思いますが、
中小企業ならともかく、大企業レベルで、
社長が会計処理をしたり、細かい人事管理をしているところは少ないですよね?
全て自分でする(自分が天才・優秀を目指すだけ)のではなく、
誰かに助けてもらう、協力することによって、
より自分の能力を伸ばす、活かすこともできることを学んでいきましょう!
最初に書いた、陰ながらサポートする場合でも、
そのサポートしたい、応援したいと思う人の能力を利用?し、
自分のサポート力を活かすとも考えられますね。
すごい人を見かけたとき、この人に勝とうと努力するだけではなく、
この人とどう協力するか、どう助けてもらうかと考えれば、
もっともっと皆さんの能力を活かせるかもしれませんよ。
もちろん、協力、助けてもらう場合、
こちらの能力が向こうにとって有益なものをもたらさなければ、
そういう関係が築けないことは言うまでもありません。
(クレクレ状態ばっかりだと誰も相手にしてくれませんね。)