今日は、いわゆる自分で自分に
「ご褒美」をあげようということを。
インセンティブとは
「 費用と便益を比較する人々の意思決定や行動を変化させるような誘因」。
要はご褒美によって行動を促進させるということ。
以前にも書いたが、ご褒美制度がうまくいっていない人は
そのご褒美が設定した行動をしなくても
もらえる状況にある場合が多い。
それは当然。
それをやらなくても例えば、お菓子を食べられる等だと
やらなくてもお菓子を食べることはできる。
そこは考え、工夫しなくてはいけない。
どう、行動を誘引するように、
ご褒美が行動促進になるようにするかは、
自分の性格と話し合ってうまいご褒美設定しないと
この制度自体が効果半減してしまう。
例を出すと、
今日の夜に友人と食事(ちょっと豪華)をする約束があるとする。
それをご褒美と設定。
次に、今日する仕事、勉強を
そのご褒美がもらえるための条件行動とする。
この行動とご褒美をいかに関連つけられるかが大事。
そのご褒美を堂々と受け取れるようにするために頑張る。
その構図がしっかりしていれば、他の嫌だな、しんどいなという
感情よりもご褒美を欲しいという感情が上回る時に
どんどん行動ができ、逆に行動したくなる。
当然、約束しているのだから、
自分の行動がうまくいかなかったとしても、
ちょっぴり豪華な食事は堪能できる。
できなかったのは自分なのに、
約束までなかったことにする人は論外。
できなかった時にそのご褒美を何の臆面もなく受け取れるか、
次に活かそうとするか。
その違いが、この「自己インセンティブ制度」を
利用できるかできないかを判断できる。
当然、後者。
前者の設定したのに、何の臆面もなく、
関係ない顔でご褒美を受け取れる人は、
自分で強制力を働かせられない人なので、
この制度はおススメしない。
設定はするが、たとえ守られなかったとしても、
無関係にできるから。
そういう人は違う方法を考えよう。
この制度利用に関していえば、
向かない。
何事も楽しめる事は良いことだし、
すぐに忘れられることは良いこと。
でも、今日言いたいことに関しては、
こういう人は、自己インセンティブが利かないか、
相当のインセンティブを用意しないと、
自分では動かない。
そういう人は置いといて、
ちょっぴりワクワクしたもの(ご褒美)を
自分で用意して、自分の行動を促進していこう。
自分でにんじんを目の前にぶら下げて、
そのにんじんを手に入れることだけに、
感情の焦点をあて、めんどくさい、嫌な感情を払拭する。
そのことによって、行動をどんどん促進できるように
「自己インセンティブ制度」を利用しよう~。