今日は、世の中に跋扈している、
「全額返金」について自分なりの考えを。
もちろん、今日はそれを受ける側の視点で。
プロモートする側からしたら、こんなに消費者の安心を買え、
返金希望してくるのは統計上、リスクが少なく、
売り上げを伸ばせるものはないので利用しない手はないと思う。
ある程度の返金設定(できるだけ低く)しておけば、
めんどくさいのとその最低限の事もしない人は
返金申請から排除できるので、売り上げの中の返金率は読める。
それを乗り越えても返金申請する人もいるだろうけど、
それはあくまで少数派。
大体の人が、悪いなという気持ちとめんどくさい気持ち、
買ったことでの安心感でダメだったら、
返金してもらえばいいやという思考になりそのうち忘れる。(笑)
そういう理由からプロモートする側からしたら、
利用するべき。
例えば、家電の保証期間がある。
5年保証等があると、利用する側からしたら安心する。
しかし、この保証も実際利用する人は少ないし、
その率はある程度読める。
それまでに壊れなかったり、
それまでに買い換える人の方が多いらしい。
それがわかった上で保障期間延長無料とか言っているのであって、
利用者側からしたらそれを知っておかないと、
めちゃくちゃ良心的な店と勘違いしてしまう。
そして、今日の本題。
それを受け取る側はそういう罠をしっかりと理解し、
それによる副作用を排除していかなければ、
メリットもなくなるということを。
副作用
- 全額返金という言葉で安心する
- 買ったことの安心感の相乗効果
- ハングリー精神が減る
人間、物を買ったときが
その物に対する満足感のピークに
達するというのを聞いたことがある。
買ったとき、手に入れたときに
満足してしまって(実践型の商品なら)そのまますぐ始めないと、
ずるずると先延ばしにしてしまう。
するとどうなるか?
いつかいつかやろうと思いながら、
なんかのきっかけがない限り再度はやり始めない。
そこに追い討ちをかけるのが返金保証(笑)
いつかやろうと思っている気持ちに加えて、
どうせ返金してくれるからという気持ちもあいまって
余計にやらなくなる。
まぁ、返金保証に条件がある場合、
その条件を見ていない場合は論外。
そして、その条件はやる人には簡単だが、
そのままやらずにずるずるいってしまう人には
ハードルが高く設定されている(ような気がする)。
プロモート側は、ぎりぎり返金申請できないけど、
申し込むときにはそれを感じさせないような条件にする。
これが鉄則。
もちろん、もっと良心的なところもあるし、
しっかり実践してもらうために条件を設定しているところもある。
しかし、保証をつけるほうも慈善事業ではないので、
しっかりビジネスとして成り立つようにするのは当然。
利用する側は返金という一見、
良心的なサービスだと思うものでも、
副作用(相手側の思惑、個人的なモチベーション減)の存在を
理解した上で有利な部分だけ利用していこう~。
個人的には、全額返金保証とかついている物は
一切信じていない。
昔、射幸性100%の物に飛びついて、
返金保証があるからまぁ、良いかと思って買ったものが、
詐欺まがい(返品しても返金なし・・・。)だったことがあるので、
それ以来、そういうのがついているものでも、
最初から利用するつもりはない。
モチベーション下げるだけだし、
返金以外のサービスで自分の成長に繋がるように
努力していけるものを選ぶので。
皆さんも変なところに足を引っ張らないようにしていきましょうね。
~PS~
昨日の某ブログランキングサイト
日記・日常・20代部門11位!
まだまだ頑張ろう~。