今日は、プレッシャーに押しつぶされそうになればなるほど、
忘れてしまいがちな「遊び心」についての考えを。
日々の楽しみの一つとして、
日本経済新聞の最後の紙面に毎日掲載されている、
「私の履歴書」がある。
最近は、個人的におぉっというものがないけど、
バリバリの経営者、それも叩き上げの人の時には、
惹き込まれるほど読み込んでしまう。
その中で、思うことが一つ。
ガンガン仕事している人に限って遊んでいるな~。
仕事に追われている人に限って遊んでないな~。
後者の仕事に追われている人は、
普段遊んで、ギリギリになって仕事を始めるから
追われているという言い方もできるが、
今日言いたい「遊び心」はそういうことじゃない。
(ニュアンスがわかりにくいけど)
私の勝手なwメンターの一人、
世界的な経営コンサルタントの大前研一さんは、
先に遊びの予定を入れてから仕事の予定を入れるらしいです。
そこまで柔軟に仕事を配分できる人は少ないと思いますが、
意図的に遊ぶことによって、
仕事に遊び心を取り入れることによって、
能率も上がるし、どんどん行動量、数を増やしていけると思います。
最近、少し前ぐらいから話題なゲーミフィケーションという
言葉を知っていますか?
簡単に言えば、
「ゲーム要素をどんな状況にも取り入れる」ということです。
チームを作って、互いにポイントで競わせたり、
ゲームを勉強に取り入れたり、ゲーム性を高めて、
その楽しさゆえに能率を上げていこうという取り組みです。
今日言いたい「遊び心」とはまさにそれ。
営業成績を競って互いにギスギスしながら、
足の引っ張り合いをするよりも、互いに助け合ったり、
ゲームのようにクリーンな競争をしていく方が、
全体として断然成績はよくなります。
そして、ストレスも軽減されるし、良い事尽くめですね。
ディズニーやUSJの例をとっても言えると思います。
特にディスニーはスタッフと言わずに、キャストというらしいですが、
いつ行っても、感動的な対応と生き生きしている
キャストの皆さんを見るだけでも元気がもらえますね。
ディズニーの本を読んだときに驚いたのですが、
そのキャストのほとんどがアルバイトの人だそうです。
これには驚き!!
私もいくつかのアルバイト経験がありますが、
その中でも、普段、接客してくれるアルバイトの人といえば、
ほとんどがやる気なさそうにしている印象です。
全ての方がこうとは言いませんし、
私はアルバイトの時はしっかり働いていました!!(笑)
しかし、全ての勤務時間においてそうだったとは言えません。
例え、全体の1%の時間においてやる気がなかったとしても、
その時間に接客したお客は「こいつやる気ないな~」と
思ってしまいます。
そこをどう無くすかについて、
デイズニーには色々なことを学ばせてもらいました。
(別に働いたわけではありませんが(笑))
その究極形は、「遊び心」だと思います。
全てにおいて、それに満たされていれば、
働いている人も、それに接している人も楽しくなります。
そして、ますます良い循環が起きていきます。
それを起こすには、自分が楽しむ必要があるのですが、
それがなかなかできません。
いますぐ、遊び心を全てに取り入れろとは言いませんが、
少しずつでも取り入れて、自分も楽しく、相手も楽しく、
どんどん行動できるようにしていきましょう~。
~PS~
「遊び心」は「ふざける」ということではないので。
間違わないように。